プロポリスの基礎知識

プロポリスの様々な抽出法

プロポリスの原材料はミツバチが植物などから集めた樹液を体液と絡めて巣に塗りつけた塊です。この塊からプロポリスを抽出しますが、抽出にはいくつかの方法があります。

プロポリスの抽出方法

プロポリスを抽出する方法には、「アルコール抽出法」「水抽出法」「ミセル抽出法」「超臨界抽出法」があります。

アルコール抽出法

古くからおこなわれている一般的な方法が、アルコール抽出法です。プロポリスの塊と食用のアルコールを入れて2~3週間攪拌します。プロポリスは脂溶性なので水には溶けにくいですが、アルコールには溶けます。アルコールに溶けたプロポリスを濾過して不純物を取り除きます。さらにプロポリスとアルコールが馴染むようにある程度の期間保存します。

水抽出法

アルコール抽出のプロポリスには独特の味とニオイいがあり、刺激臭もあります。刺激臭の原因はプロポリスに含まれるアルコールです。この刺激臭がないように抽出するのが、水抽出法です。プロポリスは脂溶性なので、水抽出には時間がかかりますが、刺激臭がなく飲みやすくなります。しかし、アルコール抽出と比較するとプロポリス本来の有効成分は少なくなります。また、プロポリスの防腐剤としての効果も薄いので、防腐剤などの添加物が必要です。

ミセル抽出法

ミセルとは「乳化」の意味です。乳化とは水と油のように交じり合わないものが混ざり合った状態のことです。つまり、ミセル抽出とは、アルコール抽出と水抽出との「いいとこ取り」のような抽出方法です。具体的には、アルコール抽出したものに「グリセリン」などの乳化剤を加えます。理想的な方法のように思えますが、乳化剤などの添加物を使用するので安全性に疑問が生じます。

超臨界抽出法

気体でも液体でもない状態を超臨界と言います。圧力や温度を高めることで超臨界状態を作り出し、プロポリスの成分を抽出するのが超臨界法です。抽出が難しいフラボノイドの仲間であるテルペノイドやケルセチンという成分も抽出できるので非常に効果的な方法ですが、自然のバランスを科学で崩すことに対して疑問も投げかけられています。

用途に合わせて選ぼう

プロポリスの多くはアルコール抽出法でつくられたものですが、ニオイなどが気になる化粧品や食品などには水抽出法でつくられたものが多くあります。また、どうしても味やニオイが気になる人は、アルコール抽出法以外で抽出されたプロポリスを選択することも必要です。自分の用途に合わせてプロポリスを選ぶことが大切ですね。

参考URL
http://www.chaddsfordpa.net/combi.html

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